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高千穂酒造株式会社

〒882-1102西臼杵郡高千穂町押方925
TEL.0982-72-2323
ご挨拶

焼酎づくりに適した気候
高千穂町は、国の名勝・天然記念物に指定されている高千穂峡に代表されているように、今も豊かな自然が残る地です。平地の標高は約350m。夏は涼しく、冬は九州内でも寒さが最も厳しく、毎朝氷点下の日が続くこともあります。秋から初冬(9月中旬~11月下旬)の冷え込んだ朝には高千穂盆地に雲海が立ち込め、国見ヶ丘から神々しい風景を見ることもできます。高千穂酒造はその国見ヶ丘のふもとにあります。周りを森林に囲まれ、美しい空気と清流のせせらぎが静かに響くこの地は、麹づくりや発酵、蒸留、熟成などにふさわしく、まさに本格焼酎づくりには最適な場所といえます。

雑穀焼酎が生まれた文化
九州、特に南九州では焼酎造りが昔から盛んで、大衆酒として広く飲用されてきた歴史があります。高千穂の人々にとって焼酎は日常に、そして祭に欠かせないものでした。そして、斜面が多く痩せたこの土地から生まれたのが、そば・とうもろこし焼酎です。高千穂は雑穀焼酎を楽しめる土地柄でもあるのです。

刈干切唄の発祥の地・押方
高千穂酒造がある押方地区は刈干切唄の発祥の地。刈干切りとは、冬の家畜の餌にするため、初秋から晩秋にかけてカヤやススキを大鎌で刈り、天日で乾燥させて蓄える農作業のこと。その労働歌として歌われていたのが刈干切唄です。本格そば焼酎「刈干」の名の由来もここから来ています。

高千穂 零

2013年11月1日・本格焼酎の日、日本の原点・高千穂から焼酎の原点を大切にした焼酎が誕生。焼酎づくりの原点とされる黒麹・全麹仕込み・常圧蒸留製法、色の原点である黒、日本の原点である高千穂。すべての原点を追求して「高千穂 零(れい)」と名づけました。長期熟成3年以上の原酒を阿蘇・白川水源の天然水で割り、きりりとしたなかにもまろやかな味わいに仕上げました。


本格そば焼酎 刈干

そば独特の芳醇な香りに、麦焼酎のキレの良さと、米焼酎の柔らかさをバランス良くブレンド。杜氏の熟練したブレンド技法で、より香り高く、まろやかな本格そば焼酎が誕生しました。


本格純米焼酎 露々

JA高千穂地区の国産米を使用。販売エリアを宮崎県内に限り、地酒として地元から愛されている本格純米焼酎です。アルコール度数20度で飲みやすく、観光客や女性にも人気。


黒麹高千穂 黒ラベル

技術の進歩によって、飲みやすく、すっきりとした味わいの焼酎が多く台頭する中で、「いも焼酎のように強い個性を持った、究極の本格むぎ焼酎をつくりたい」「世界に誇れる焼酎を生み出したい 、そのためには初心に帰り、焼酎造りの原点に戻って、杜氏の心意気と技術の粋を集めて作られたのが「黒麹高千穂」です。荒くて、パンチの利いた、むぎ本来の香ばしさ、ビターな味わいをもつ、これまでにない味の本格むぎ焼酎ができたときは、驚きと衝撃を受けました。それがゆっくりじっくり寝かせることで、どんどんまろみ、とろみが増していくのがさらに驚きでした。開発に2年半、製品化に2年かけて出来上がった「黒麹高千穂」は、今日、高千穂酒造を代表する銘柄となり、本格むぎ焼酎メーカーのなかでも個性的で強い香りを放ち続けています。


杜氏・社員から

焼酎の原点の黒麹です。じっくり仕込んだ高千穂「零」は、すべての原料を麹で造る全麹仕込みが蔵の特徴の一つであり、ふくよかな風味を醸し出す常圧蒸留の原酒は、焼酎にまろやかさを与える3年の熟成貯蔵を掛けた、当社こだわりの焼酎です。

また女性や、普段焼酎をお飲みになられない方にも好評な、高千穂棚田米を原料にした、すっきりとした喉越しの純米焼酎「露々」は地元でも好評です。また、地元の梅実を使った昔ながらの手造り梅酒は、国内を始め海外でも人気があり、たくさんのお客様より好評を得ております。他にも、そば、とうもろこしなど多彩な原料を使い自然豊かな環境で育まれた高千穂酒造の焼酎を皆さんに楽しんで頂きたいです。

蔵元が薦める飲み方、おすすめのおつまみ

ロック、 水割り、 炭酸割り、 お湯割り等お好みでお楽しみください。

鶏の炭火焼き、かっぽ鶏、鶏の丸焼き、煮しめ料理に。

宮崎県酒造組合

宮崎県宮崎市老松2丁目1の37
TEL:0985(23)5165 FAX:0985(22)1427

お酒は20歳になってから。飲酒運転は、絶対にやめましょう。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう。
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